65歳を過ぎた頃からは身の回りの整理・片づけを意識的にやることが大切です。
歳を取るに従って、向こう世界(あの世、彼岸)からのメッセージを受取りやすくしておいた方がいいのです。*
頭脳のキャパシティも小さくなってゆくので、いろんなものを小さくまとめてゆくのです。
もちろん若い人でもその方がいい。
*これについては別章で説明しています
その為には、頭の中と身の回りの空間とを整然と、清浄にさせておくのが一番です。
頭の中をクリーンに保つには、まず身の回りをクリーンにしておかねばなりません。
歳を取ってからの「しあわせ」と整理・片づけは密接な関係があるのです。
何故なら、仏教で言う「執着を捨てよ」というのは、物欲、物質へのこだわりを開放するところから、始めて可能になるのです。
要らないものを捨てる(捨てるのはもったいない)、・・というのではなく
使わなくなったなら使ってもらえる場にふたたび巡らす。または
土、自然に戻す・・と考えるのです。
もったいないという気持ちは大切ですが、活用されずに放っておかれるのは、もっともったいないと思われませんか。
注意しなければならないのは、逆に、使いもしないものをどんどん買い込んだり、拾ってきたものを家にため込む(ゴミ屋敷)ようになるという性癖の人も多いのです。
ここでは、なぜ整理・片づけができない、処分できないのか
どうすれば出来るようになるのか、
出た不用品の処分はどうすればいいのか、いろんな角度から考えてみたいと思います。